2026年 9月号
脂肪肝とは、肝臓内に中性脂肪が30%以上蓄積した状態をいいます。自覚症状は殆どなく、検査で見つかる事が多い疾患ですが、倦怠感や疲労感、背中や腰の重だるさが続く方は、一度検査をする事もおすすめします。放っておくと、肝炎(脂肪性肝炎)、肝硬変、肝臓ガンへと進行する事がありますので、注意が必要です。脂肪肝には「アルコール性脂肪肝」(過度の飲酒が原因)「非アルコール性脂肪肝」(過食、脂肪分、糖分の摂り過ぎ、運動不足)があります。お酒だけが原因でない事も50%はあります。
病院での対処は、糖尿病以外の方は「運動と食事、ダイエット」を提案され、特別な治療法はありません。
中医学(漢方)では、「肝臓の解毒」を行う漢方薬を用います。また脂肪肝では肝臓内の血流障害も併発している事も多いので「肝臓内の血流」をよくする漢方薬を併用する事もあります。また、肝臓に脂肪を溜めないようにする「消化促進」の漢方薬やストレスが強い方は、「ストレスを発散」する漢方薬を用いる事もあります。
ただ、漢方薬を飲むだけで良くなるわけではなく、「運動と食事」のケアをしながら漢方薬を飲む事で、改善効果が高まります。 食事や運動だけでは改善しない方は漢方薬の服用をおすすめします。
脂肪肝は、きちんと対処をすれば改善できる疾患です。脂肪肝でお困りの方は、ご相談下さい。
わたなべ薬房
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