2026年 7月号
「元気で長生きしたい」「健康寿命を延ばしたい」と、誰もが願われている事と思います。その中で、認知症など脳の老化は心配の一つですね。
認知症は、なってからの改善は難しい疾患ですので、予防をしていく事が大切になります。脳の老衰の原因は「ホルモン分泌不足」、「オートファジー(細胞の分解、修復)の低下」による異常たんぱく質の蓄積などの原因があります。
ホルモン分泌低下で、アセチルコリン不足は、アルツハイマー病や認知症に関わり、ドパミン不足はパーキンソン病に、セロトニン不足は、心の安定に関連する脳の3大ホルモンと言われています。これらのホルモン分泌量は、加齢により減り、60歳になると20歳の60%しか分泌できなくなります。この分泌量が通常より減ってしまうと、アルツハイマー病やパーキンソン病などの疾患につながってきます。中医学(漢方)では「補腎(ほじん)」という方法で、不足したホルモンの分泌を促して、減少を予防していきます。
オートファジーの低下が起きると、毒性のたんぱく質、アミロイドβ、タウ蛋白、シヌクレインなどの異常たんぱく質が、脳内に溜まり悪さをします。中医学(漢方)では「活血(かっけつ)」という方法で、脳の排毒を促し、異常たんぱく質の蓄積を予防していきます。
認知症の予防は40歳を過ぎたら始める事をおすすめします。人生100年時代、元気に長生きしたいものですね。
わたなべ薬房
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