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足のつり

2026年 6月号

足のつりには「芍薬甘草湯」が有名で、即効性があり、よく病院で処方され、薬局・薬店でも販売されている漢方薬です。芍薬甘草湯には、筋肉の痙攣や痛みを和らげる働きがありますが、症状を一時的に和らげる漢方薬で、予防で飲む漢方薬ではありません。長期に服用すると、「むくみ、血圧上昇、脱力感」などの副作用もあり、高血圧、心臓や腎臓に持病のある方には注意が必要な漢方薬ですので、繰り返しつる方は、原因を対処する事が大切になります。

一般的に「足がつる原因」は、筋肉疲労、ミネラル不足、血行不良、冷えなどが考えられています。

中医学(漢方)では、「肝血不足」「瘀血」が関係していると考えられています。

「肝血不足」…筋肉の栄養や水分が不足する事で、筋肉を滋養できなくなり痙攣が起きると考えられています。この時は、肝血を補う当帰の入った漢方薬で筋肉を滋養するとよいでしょう。

「瘀血(おけつ)」…血液循環が悪く血液が停滞している状態です。冷えがある方は瘀血になりやすいので、体を温めたり、血液循環をよくする丹参の入った漢方薬を服用するといいでしょう。

また、汗のかく事が多い方は、ミネラル不足により引きつりが起きやすくなりますので、ミネラルの補給を心がけましょう。

足が繰り返しつる方は、つる原因を改善しながら、万が一つった時に芍薬甘草湯を服用する事をおすすめします。足のつりでお困りの方は、ご相談ください。