2026年 5月号
掌蹠膿疱症は、手の平や足の裏に、水疱ができて、膿をもち、そのうちにかさぶたになり皮がむける。それを繰り返し、なかなか治らず慢性化する疾患で、痛みやかゆみを伴う事もあります。足の裏が痛くて歩けない、手の平を人に見られるのが恥ずかしいなどと悩まれる方もいらっしゃいます。
原因は、免疫異常、細菌感染、金属アレルギー、腸内環境、喫煙などが考えられていますが、はっきりした原因は、分かっていません。
現代医学の治療は、ステロイド、ビタミンD3の外用薬、光線治療、ビオチンの服用などですが、繰り返しなり何年も悩まれる方も少なくない皮膚病です。
中医学(漢方)での対応は、症状により段階があります。症状が辛い急性期では、清熱解毒が中心となります。炎症を鎮め、膿胞を解毒する事で、症状を和らげます。落ち着いてきたら、慢性化させている原因にもアプローチしていきます。ビオチンの生成促進、解毒の為、腸内環境の改善。乳製品、揚げ物、甘い物や冷たい飲食のチェック。体質が影響している事があるので、体質のチェック。免疫が過剰になり組織を攻撃しないよう免疫調整など、個々にあった生活養生や漢方薬を選択します。
漢方では「標治」(出ている症状を抑える)「本治」(出ている原因を改善)を組み合わせて対応する事で、繰り返しならないようにしていきます。掌蹠膿疱症でお困りの方はご相談下さい。
わたなべ薬房
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