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冷え性

 

2025年 11月号

冷え症は、体が冷えるだけでなく、頭痛、肩こり、疲労感、腰痛、生理痛、痛みやしびれなど様々な不調につながります。冷え症の原因はそれぞれありますので、今回は冷え性のタイプと対策を中医学的にご紹介させて頂きます。

気血不足の冷え女性に多く、体を温める「血」が不足しているタイプです。血を補う漢方薬や、血を養う「ナツメ、黒砂糖、枸杞の実、鮭、赤ワイン」などを食事に取り入れるとよいです。

血行不良の冷え痛みやしびれを伴う事が多く「手先、足先」の冷えが多いタイプです。血の巡りを良くする漢方薬や、血流を良くする「桃、いわし、玉ねぎ、よもぎ、紹興酒」などを取り入れるとよいです。

陽気不足の冷え高齢者に多く、体を温める働きが弱く、手足や下半身(お尻や内もも)などが冷えるタイプです。温める力を高める漢方薬や、「しょうが、エビ、ねぎ、にら、黒豆、羊肉、お酒(温めて)」を取り入れるとよいです。

胃腸虚弱の冷えエネルギーを作る力が弱い為、温める力が足りない、疲れやすく胃腸の働きが弱いタイプです。胃腸の働きを高める漢方薬「シナモン、湯豆腐、きのこ類、大豆製品、山芋、紅茶」などを取り入れるとよいです。 

冷え性の方は、シャワーではなく入浴でしっかり体を温める、適度な運動で全身に血液を巡らせる、朝は冷たい飲食は控えて、スープや味噌汁などの温朝食をとるなど、暮らしの中でも工夫をしてみて下さい。

冷え性でお困りの方は、タイプに合わせた漢方薬もございますので、お気軽にご相談下さい。