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高血圧

2025年 4月号

高血圧は、一時的な高血圧(白衣高血圧、緊張、怒り、寒冷など)を除き、血液、血管、心臓、腎臓、食生活、加齢などが関係して起こります。

血液には身体の細胞や組織が活動できるように栄養や酸素を届ける働きがありますが、血管がサビつき、血液がドロドロのために隅々まで運べない状態になると、細胞に酸素と栄養を供給しようと血圧を上げます。これは人間の防衛反応でもあります。しかし、高血圧の状態が長く続くと、心疾患、脳疾患、腎疾患など命にかかわる病気に発展する為、血圧が高い状態を放置しておく事もできないのです。

中医学(漢方)での高血圧の対策は、瘀血・痰湿・肝腎陰虚の体質が血圧に関係していると考えます。

瘀血とは、血液の流れが悪く滞っている状態です。

痰湿は、血液が汚れてドロドロしている状態をいいます。

これらの事があると、血管にもダメージを受けてしまい動脈硬化を起こします。また、心臓の負担も大きくなりますので、瘀血や痰湿をとる漢方薬で血液を隅々までスムーズに巡らせるようにします。

肝腎陰虚とは、年齢などにより肝気が上がる事で血圧が高くなる状態です。腎臓は血圧をコントロールしている臓器ですが、機能が衰えると血圧が高くなり、血圧が高くなると腎臓に負担がかかるという悪循環になりますので、肝腎を補う漢方薬で血圧が上昇しない体質に整えていきます。

漢方薬での高血圧対策は、血圧が上がらないような体質に改善していく事になります。高血圧が気になる方はお気軽にご相談下さい。