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春の不調

2024年 4月号

春は中医学(漢方)では「肝」の季節と言われ自律神経と深い関わりがあり、精神的な不調身体のバランスが乱れるなどの症状が現れやすい季節です。

「肝」は、のびのびした状態を好みますが、のびのびできずに巡らなくなると「気滞」と言って気が詰まって渋滞した状態になります。すると、鬱々としだし「イライラ」「落ち着かない」「睡眠障害」「気分が晴れない」などの症状が現れてきます。これは、春の活動的な陽気に身体がついていけずに、体のコントロールが不安定になっているからなのです。精神的な症状の他にも体の不調が現れやすいです。

また、中医学で春は「風」の季節といい、揺れる症状や変化が多い症状、体の表面などに不調が現れやすいとも言われています。例えば「めまい」「頭痛」「粘膜(鼻炎)」「皮膚炎(じんましん)」など、春に悪化しやすい症状があります。

春の味は「酸」に関係しているので、食養生では、酸味のあるもの(酢の物、梅干しなど)や香りのするもの(セロリ、春菊、大葉など)、旬のもの(アスパラ、いちご、たけのこなど)を春の食養生として取り入れてみて下さい。

 春の不調は気候の変化が体に影響を与えて起こる事が多いです。体質を考慮しながら、乱れたバランスを整えるのに適している漢方薬を服用したり食養生を取り入れながら春の不調を乗り切りましょう。春の不調が気になる方は、ご相談下さい。