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疲れがとれない

2023年 8月号

以前、疲労は肉体疲労が多く、栄養素を補う事で疲労を回復するという事が主でしたが、現代では生活習慣も変化し疲労の現れ方も様々になってきました。なかなか疲労回復できないという方は疲労を起こしている原因を見つける事が大切です。そこで、栄養補給でとれない疲労のパターンをご紹介させて頂きます。 

【夏の疲労】近年の気温上昇による暑さにより心肺に負担がかかる事が原因で、息切れ、動悸、不整脈、体力が続かず疲れやすいのが特徴です。

【湿度による疲労】…胃腸は湿気に弱いため、湿度が高くなると胃腸の働きが弱り、水分代謝が悪くなる事により体に余分な水分が停滞する事が原因で、頭や体が重だる~い疲れが現れるのが特徴です。軟便や、食欲の低下、だるさが続いたり、むくみや頭痛を併発する方もいます。

【胃腸虚弱型】…食が細く、軟便でやせ型の方は、胃腸が元々弱い傾向にあります。胃腸は、摂った栄養から元気を作りだす臓腑で、胃腸の働きが弱いと栄養をエネルギーに変えられない事で疲れやすくなります。

【食積型】夜8時以降に食事をとる方は、朝の目覚めが悪く、だるさがとれないという疲れが特徴です。これは食積(消化しきれない食事)が、睡眠のリズムを乱す事が原因で、疲れがとれないまま朝を迎えてしまうからなのです。

【精神的疲労】…やる気がおきない、意欲が湧かないなどは精神的疲労が原因です。朝の起床時に倦怠感が一番強い、寝ても疲れがとれないのが特徴です。考え事や心配事が多い、嫌な事、我慢する事があるとおこる疲労です。

以上のような原因に対して、適切な漢方薬を服用する事で、なかなか取れない疲労を回復する事ができます。疲労でお困りの方はお気軽にご相談下さい。