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その不調、湿気のせいかも

2020年 6月

6月に入り暖かな日が多くなってきましたね。気温が上がるのと同時に湿度も高くなってきます。北海道は本州に比べて湿度は低いですが、年々湿度が高くなってきているように感じられます。湿度が高くなると、身体の不調を訴える方が多くなってきます

例えば、体が重だるくなる、疲労感や倦怠感がとれない、頭が重い、食欲が無くなる、しめつけられる頭痛、むくみ、眠たくなる、関節の痛みやだるさ、めまい、皮膚トラブルなど。これらの不調の原因は湿気が影響していると考えられます。湿度が高くなると、体の中の湿気が発散されにくくなり、体に停滞してしまいます。すると余分な湿気が体に溜まる事で、上記の様な症状が現われてきます。更に脾(胃腸)は湿気を嫌うので、胃腸の働きが乱れ、食欲が落ちたり、便に粘りが出てくる方もいます。また疲労感があり栄養補給をしてもとれない疲れは、湿気が影響している事が多いです。対策としては、体に停滞した湿気を取り除いてあげる事で不調が改善していきます。例えば、軽い運動で汗をかく事で湿気が体から出ていきやすくなります。飲食は、冷たい物や味の濃い物は控えましょう。これらは胃腸の働きを低下させ水分代謝を悪くするので体に湿気を停滞しやすくしてしまいます。体に溜まった湿気は、取れづらく居座る傾向があるので、それでもダメな時は、湿気を体から追い出す漢方薬を飲むと早く湿気がとれて体がスッキリします。自分の不調の原因が湿気かなと思われる方はお気軽にご相談下さい。