2020年 8月
以前はお盆が過ぎると、秋の気配がしてきた物ですが、最近はお盆を過ぎてからでも暑い日が続く事が多いですね。残暑と言われますが、年々体にこたえる残暑になってきているように感じます。暑い日が続くと、体温調整の為に汗を出します。中医学では、汗と共に気(元気)が失われ、陰液(体液)が消耗されると言われます。すると疲れがとれづらい、元気がでない、口やのどが渇く、ひどくなると熱中症となってしまいます。また、心臓に影響すると「動悸や息切れ」、体液が消耗する事で「体がほてる、睡眠に影響が出る」などの症状が現われやすくなります。そんな時には、気(元気)や陰液(体液)を補う事のできる漢方薬を体質に合わせて飲む事で、体が楽になります。また、暑い暑いと冷たい水を摂り過ぎると、胃腸の働きがダウンしてしまいます。飲んだ水分を体が使える水に変える働きをしているのが胃腸です、胃腸が冷えると、飲んだ水分が体に活かされず、不必要な水となり溜まってしまいます。更に湿度が高いと体の水気が抜けづらくなるので、食欲が無い、体が重だるいという症状が現われてきます。このような胃腸の働きがダウンして重だるい疲れがある方は、体の水気を抜いて胃腸の働きを回復される漢方薬を飲むと体がスッキリします。
このように8月・9月は気温と湿度が、体に大きく影響してきます。この原因に対する対処をしてあげる事で、毎日を快適に過ごす事ができます。夏バテ・秋バテが気になる方はお気軽ご相談下さい。
わたなべ薬房
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