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皮膚炎と食養生

2021年 2月

漢方で皮膚病を改善していく時に、食養生がとても重要になります。「アトピー性皮膚炎、ニキビ、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、赤ら顔」など皮膚病全般で食養生を行うのと行わないのとでは、改善の仕方が全然違うのです。ここで気を付けたい事は、テレビや雑誌などで皮膚には〇〇〇という成分がいいという物に飛びついてしまう事です。皮膚炎の方は処理できなかった老廃物が皮膚の状態を悪化させているので、ここで行うのは「何か栄養をとる」ではなく「何かを出す」つまり解毒(デトックス)する事が最優先となります。そして老廃物を溜めないようにする事も必要です。皮膚の炎症や解毒を行うのが漢方薬。老廃物を溜めないようにするのが食養生です。ここで気を付けたい食べ物をご紹介します。甘い物・脂物(チョコレート、菓子パン、甘いお菓子、揚げ物など)体の中で滞りドロドロを生みます。辛い物(唐辛子、カレーなど)刺激が強く熱性があるので炎症を強めます。コーヒーも興奮性があり熱性を高めます。乳製品(牛乳、チーズなど)高タンパクで消化吸収しにくいので老廃物の材料になります。冷たい物(アイス、刺身など)胃腸を冷やし食べ物の消化を低下させ老廃物が作られやすくなります。他にアルコールタバコなども悪影響を与えます。積極的に行う事は、煮物など和食中心に、パンよりご飯葉物の野菜(キャベツ、小松菜、白菜など)の比率を多くするといいです。

最初から完璧にしようと思うと難しいですが、やった分だけ効果に違いが出ますので、できるだけやれる事をやってみましょう。