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慢性頭痛

2021年 10月

慢性頭痛でよく見られるタイプには、片頭痛と緊張型頭痛があります。緊張型頭痛は、締め付けられるような痛みが特徴です。孫悟空の金輪が締められた感じになります。血管が収縮して起きる頭痛です。原因はストレスなどで交感神経が緊張して起きる場合や肩こりなど、筋肉が緊張する事で発生し、血管の圧迫や血液循環が悪くなり起こります。対処法としては、血液の流れを改善したり緊張感をほぐす漢方薬を服用するといいでしょう。

片頭痛は、ズキズキと脈を打つような拍動性の痛みが特徴で、血管が拡張して起きる痛みです。片側ばかりでなく両側で痛む場合もあります。原因は多岐にわたり、ストレス、天気、食事、人混み、臭い、音、光、睡眠障害、月経などに誘発されて頭痛がおきます。片頭痛は脳内のセロトニン不足も関連しています。セロトニンが不足する事で、血管が拡張して炎症を起こし頭痛が発生しやすくなります。*セロトニン(神経を安定させる神経伝達物質)また、片頭痛には気圧の変化によって起きる天気痛。(天気が悪くて起きる場合と逆に晴れた日に起きるパターンがあります)立つと頭痛がする脳脊髄液圧の低下による頭痛や生理前に痛みが激しくなる頭痛などもあります。片頭痛は誘発原因などを含め体質や症状に合わせた漢方薬の服用をするといいでしょう。

慢性頭痛で、鎮痛剤を飲み続けるのが不安という方は、漢方薬で体質改善をしながら鎮痛剤を飲まなくてもいい体作りを始めてみませんか?気になる方はお気軽にご相談下さい。