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せき

2022年 10月

咳を起こす原因は、中医学では、「肺熱」「肺寒」「肺燥」「痰湿」の4つのタイプに分かれます。咳のタイプに合わせた漢方薬を服用すると改善が早いので、その見分け方をご紹介します。まず、咳が出た時にどんな咳か、空咳か痰が絡んでいるのかを診てみましょう。

「肺熱の咳」は肺に熱がこもっているので、痰が黄色く粘りがある、口が渇く痛むなどと共に咳が出ます。

「肺寒の咳」は肺が冷えているので、痰はサラサラしていて薄く白い、口は渇いていなく、冷えや寒気が原因で起こります。

「肺燥の咳」は肺が渇いているので、痰が少ないか無い、空咳、口が渇く、少量の痰に血が混ざる、顔を真っ赤にして咳込むなど。肺熱と合併している事もあります。

また、急性のものと慢性の体質からくるものがありますので、それによって使う漢方薬は変わってきます。

「痰湿の咳」は肺熱や肺寒と合わさって出てくる事が多く、痰の量が多い、口が粘るなど、白くて粘る痰と黄色い痰でタイプが分かれます。

咳は季節の影響を受けやすく、秋は乾燥する季節ですので、乾いた空咳が多くなります。

また、鼻炎が関係している「鼻咳」「のど咳」もありますので、その時は鼻を改善しないと咳は良くなりません。

タイプにより飲む漢方薬の種類が変わりますので、咳でお困りの方は、咳のタイプを参考にして頂き症状をお聞かせ下さい。